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『コラム』

AEDを使用する重要性サムネイル
岩見沢トレーニングセンター
2024/07/22

AEDを使用する重要性

バドミントンの国際大会で起きた死亡事故

 

2024年6月30日

バドミントンの国際大会で中国人の17歳の選手が試合中に突然倒れました。
その後、病院に搬送されましたが心不全で亡くなりました。

選手が倒れた直後に胸骨圧迫、いわゆる「心臓マッサージ」や「AED」の使用がされないまま担架で運ばれ、
残念ながら病院で死亡が確認されたのです。

今回の事故を受けて日本バドミントン協会は、全国の加盟団体に向けて、
迅速な救命処置を行える環境を整備するよう通知を出しました。

具体的にはAEDの設置場所や充電状態を事前に確認し、来場者にも場所を張り紙で知らせることや、
プレー中でも異変に気付いたら人命を第一に考えて行動することを求めています。

 

滋賀ダイハツアリーナのAED設置場所

滋賀ダイハツアリーナには1階の3か所にAEDが設置されています。

①総合案内(受付)前

②メインアリーナ入口ロッカー内

③屋外トイレ前

 

有事の際は勇気ある行動を

 

今回の事故を受けて日本AED財団も

「スポーツ中の突然の心停止は決してまれではありません。

しかし、しっかりと準備をして、素早くAEDを用いた救命処置を行うことができれば

スポーツ中の心臓突然死はゼロを目指すことができます」と表明しています。

 

心停止が起きてから何もしないと1分経過するごとに救命率は約10%下がります。

しかし、胸骨圧迫を行い、AEDを用いることで生存率は50%まで上昇すると言われています。

 

救急隊や医師を待つのではなく、現場に居合わせた一人ひとりの行動が救命に繋がります。

2024年7月1日、日本ではAEDが使えるようになってから20年になります。

滋賀ダイハツアリーナもスポーツや運動するための施設として、

いつ同じような事案が起きてもおかしくありません。

 

このような不幸な出来事を繰り返さないためにも『まず呼ぼう、AED』

       

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